「カウンセリングを受ける」と聞くと精神疾患を患っているのかな?とか何か思い詰めていることがあるのかな?ととても大事に捉えてしまいがちですよね。
もちろんそういった方もいると思います。
悩み事を誰にも相談することができずに一人で抱え込んでしまいうつ病になってしまった人が、病院に通院しながら相談のプロと自分の課題に対して一緒に考え、問題解決を行なっていく。
でも本来カウンセリングって日常生活の心配ごとや困りごと、悩み事に対してプロの方に話を聞いてもらい、自分の気持ちに寄り添ってもらって一緒に問題解決をしていくといったようなすごく気軽なものなのではないでしょうか。
知人から聞いた話ではアメリカではカウンセリングがもっと身近なもので、誰でも相談に行くそうです。
実際には国民性だったり文化の違い・考え方の違いがあるので日本人ももっとカウンセリングに行く必要があるなんて一概には言えないですが、世の中には心理のプロや相談のプロがいるのです。
自分一人では解決が難しいことは実際に話を聞いてもらうべきでしょ。
カウンセリングに行こうと思った経緯
ぶっちゃけ失恋です。
いや、この記事を書いている段階ではまだ完全に失恋したわけではないですが、今後の付き合い方がどうなるのか分からない状態で話し合いを続けている状態です。
少し、いや、かなり精神的に不安定になっていると思います。
精神状態がよくないとほかの色々なことまで心配になってしまいました
。仕事のことや家族・友人のこと、自分の将来のことなどです。
自分の気持ちを吐き出したかったです。
自分のことを全く知らない第三者に話を聞いてもらって、自分の気持ちを整理したかったです。
そんな経緯でカウンセリングへ行ってみました。
カウンセリングに行くまで
カウンセリングをしてもらえる場所を探すの、ものすごく難しい。
精神科病院やメンタルクリニックだと治療が必要な方がいくところだと思うし、インターネットで検索しても出てくるのは同じようなところばかりで金額も高いところばかりでした。
相場は45分〜1時間ほどで5,000〜10,000円くらい?
結構高いですよね…
なんやかんやでインターネットで良さげなところを選んで、いざ予約の電話をするのですがこれがまた緊張する。ネット予約もできるんだとか。
実際にカウンセリングを受けて
意外にもカウンセリングルームへ行くまで、そして到着してからカウンセリンぐを受けている間はほとんど緊張しませんでした。
45分間のカウンセリングで話したい内容は話せたような、話せなかったような…。
基本的にカウンセリングというのは回数を重ねて問題解決を行なっていくと説明を受けたのですが、初回でどこまで話せばいいのか、どんなことを話せばいいのか分からずにただただ闇雲に話したいことを話してしまいました。
そしてアドバイスや回答が欲しかった私は回答がほとんど無かったこんかいのカウンセリングに少し不満を感じてしまいました。
また私自身が普段からソーシャルワーカーという相談援助業務をしているので、話を聞いてもらっている最中も
「ああ、ものすごく傾聴してくれているな」とか
「共感してもらっているな」
と余計なことを考えてしまいました。
途中でカウンセラーさんが涙を流される場面がありましたが、そこは私の中でそんなに辛いと思っていないんだけどな、と少し冷静になってしまいました。
次回カウンセリングを受けるときに注意したいこと
- 話したい内容を事前に文章にして持ち込む
基本的にカウンセリングには制限時間が設けられているため時間を無駄にしないための方法です。
- 回答を求めている場合は相談したいことを明確にする
自分の中である程度相談内容が整理できており、アドバイスが欲しいと考えている場合はどんなことを相談したいのかということは自分の中で整理してからカウンセリングを受けるべき感じました。
でも、きっとこれはカウンセリングを受けに行く人によっては当てはまらない場合もあると思います。
自分でも相談したいこと自体が分からないけどいっぱいいっぱいになってしまって、カウンセラーと一緒に整理していくという場面もあると思います。
まとめ
はじめてカウンセリングを受けてみましたが、自分の中で相談したい内容がイマイチ整理できておらず思うような相談ができなかった。
カウンセラーの相談技法を変に意識してしまい冷静になってしまった。
きっとカウンセラーとの相性が非常に大事だと思うが、今回はあまり相性がよくなかったと思う。
自分の中でもう一度相談したい内容を整理して、別のカウンセラーのカウンセリングを再度受けてみたいと思いました。
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