執着の先に幸せはない

「彼と付き合っているけれど本当に自分のことを愛してくれているのかわからない。」

そんなことを考えることってきっと誰でもあると思います。ええ、私も思いますとも。
でも愛が深いということと、人に執着することの区別はつけないといけないのです。

愛が深い人の視野はとても広く他人の自由を尊重します。執着する人の視野はとても狭く相手をどんどん束縛します。

執着し、束縛する人の真理としてはどのようなものがあるでしょう

・自分に自信がない

・過去に浮気されたことがあるなどトラウマを抱えている

・ヒマである（無駄にネガティブなことを考える）

・自分は何事も相手のことを最優先に考えているから相手にもそうであって欲しいと思う自己中心的な思考

深追いすることで失うもの

相手に執着し、深追いをするということは相手を追い詰めていきます。追い詰められた人間がどういう態度に出るか、結果はわかっています。
反撃か逃げ出すかの二択。どちらにせよ追い詰めた側の人間に良いことは何もありません。

私も過去に恋人に束縛されて息苦しい日々を送っていたことがありました。
なぜこの人はこんなにも私のことを信用してくれないんだろう、きっとこの人にどんな誠意を見せるような態度を取ったとしてもそれ以上のことを求めてくるんだろう。

しまいにはもう面倒くさいと考えるようになり、私は彼から逃げました。

追い詰めたいほど愛の深い人ならその人を失うと分かっていることをわざわざする必要がどこにあるでしょうか。
人を深追いするよりも信頼のもとに相手の自由を尊重することがより自分に寄り添ってくれる人間関係が築けるのです。

自分がされて嫌なことは相手にもしない。そんな単純なことでも恋愛になってしまうと見えなくなってしまうのかもしれません。
私も最近相手の自由の領域に足を踏み入れてしまいそうになることがありました。

そんなことしたってお互いに良いことなんてないんですよね。自分への戒めも兼ねてこの記事を書いています（笑）